ヘンナー・デッキスキーの変なCOJ講座

COJに関するあれこれを独自の勘違いと独自の見当違いで語っていくブログ。

【COJ】【環境】お尻が強すぎて

どうも、タイトルだけ見たらエロい人みたいな私です。

 

タイトル通り今回は色々と考察回。

いつも通りテキトーテキトー

ちなみに前期から今日もオリボ更新に気づかず使ってたデッキはこれ。

 

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海尻タッチシヴァ。

前期は70でB、今期は42でC。

ポイント的に今期は美味しくなさそうなので単純に勝率だけ重視していこうかと、決して新構築考えるのがめんどくさいわけではない、ないったらない。

 

一応目立つとこだけ言っておくと、シヴァは悪魔よりの赤黄に対してマモンの前のターン、大体2〜3ターン目に横焼きしとかないと軽減ヘカテー軽減マモンでロキさえ耐えられない8000焼きをしてくるので本来の構築であるバンシーを抜いてまで採用。

あれ大体はマコタコマコって並ぶからちょうど3000で焼ききれるんだよね、ロキが出てれば一方的に相手だけ更地なので意外と便利よ。

邪魔ならリグレットやサリエルで捨てるか重ねてデッキ回し、OCまでいければまあまあ強い。

 

リグレットソウルは8ポイントだったから採用して見たんだけど、思いの外強かったので今期も採用。

3枚入れる性能では無いけど、1枚トリガーに刺さってる時の安心感が半端無い。

パンプを見てから発動して相手ユニット破壊したり、雷光使われてから発動してアタックユニット減らしたり、文明崩壊に反応したり、他にもなんやかんやで簡単に発動してました。

捨てるカードはレヴィ、祝杯、シヴァ、ロキあたり、海洋だから手札も枯渇しにくいしね。

インセプ回収も地味に便利、序盤アムネシアと一緒にセットしておけば気軽にアムネシアを使えるし、求愛を持ってくれば墓地回収やトリガー引きでデッキ回転ですです。

これがあるから対戦士デッキに安定して勝ててたようなもんです。

ついでにオークションの紫ユニットや無限ニケに当てて勝った(サレンダーされた)試合もあったので、青使うなら1枚入れといても腐りにくい優良カードだと思われます。

 

祝杯はまあ鰤ハン対策。

いやこれないと詰むんですよ、ハンデスは苦手です。

いらなければサリエルリグレットのタネになるので気にならない。

求愛で引いた時にしょんぼりするくらいかな。

 

赤黄と黄単は苦手だけどそれ以外にはかなり強いし、その2つも別に全然勝てないわけじゃないし、何より使ってて楽しいのでもうこれ以外使えない。

エラッタされそうだけどそれまで使い潰してやるくらいの気持ちでいきます。

 

 さて、こっからは環境考察のほうに。

 

・今期のポイント全体的評価

ほぼ全てのデッキのメインパーツ群が軒並みポイント低下というかランクアップ。

結果としてほとんどのデッキは普通に組んでC、中にはそれさえ難しいほどポイント低下が目立つ結果になっている。

特に顕著なのが《悪魔赤黄》、前期はそりゃもうよく見た、2回やりゃ1回は《悪魔赤黄》じゃねーかってくらいよく見た。

他にも《戦士》はメインパーツが軒並み0~2ポイント、《鰤ハン》も必須パーツだけでやはり0ポイントばかり、《青尻ナミ》もやはりコンボが強かったのかコンボパーツは全て0ポイントに。

ただしコンボ以外の部分はやはりバラけていたようで、《求愛海洋》ならC構築は難しくない。

 

《赤黄》

前述した通り《悪魔》寄りのパーツと有用なトリガーがほぼ0ポイントのため、今期は《悪魔》寄りで作ろうとするとポイント枠が非常に難しい。

ポイント枠としては【ポクポ仮面】【ケロール・レッド】【ナイトメアシープ】が4、【ドン・ペローネ】【ブラックナイト】が2と少し前の《リリパチ》勢がほぼ全てポイント付きに復帰してきたため、今期は恐らくこちらの方向性で出てくる可能性のほうが高いと思われる。

純粋にポイントだけなら【ONI番長】【ファニーテイマー】がともに8ポイント、能力的にも決して仕事がないわけではない。

そして恐らく来期には《悪魔》勢にまたポイントが付いてループし始めるのではないかという予想が簡単にできるくらいには環境デッキ。

ちなみに弱体化した【火精フレイミー】に4ポイントついているため、ラーやシヴァの火力アップ目的で採用される可能性は案外高いと思われる。

《悪魔》寄りデッキが猛威を奮っていた中でも旧《リリパチ》の使用者は一定数いたこともあって、どちらが強いというよりもお互いに途中経過が微妙に違うだけで方向性は同じ、なので特に変化なく環境に居座るだろう。

地味に【ヤドキャリー】が4ポイントなので、赤の海洋とトリガーを全て合わせて24ポイントまでは盛ることができる。

4ポイント1セットと合わせれば36ポイントまでは盛れるので、あと1枚4ポイントを投入すればCまではいけることを考えると現実的に出てくる可能性はある。

 

《戦士》

メインパーツである【星輝神ヌト】【ブッシュファイター】【テンプルナイト】【日輪刀のハヅキ】が全て0ポイントというのが痛い、虎の子であった【英霊王ギルガメッシュ】でさえ0ポイント。

相性が良く採用されることもあった【聖少女ブリギット】は当然ながら0ポイントなので、フルパワーで組もうとすると緑のパンプカードが最高でも2ポイントという不作なこともあってDOB枠に悩まされることに。

BはともかくA以上にしようとするとかなり独特な構築が必要になるかと思われる。

ファンデッキでしかなかった種族が大躍進である、かつてのルシファーの如く隙を見せた瞬間に4点、ユニットが並んでいれば平気で5~7点を1ターンで持っていく圧倒的な爆発力に魅了されたエージェントは多いだろう。

最近は【デストラクションスピア】や【アムネシア】を回避するために【星天女アンドロメダ】を経由して出すタイプも出てきていたらしいが、そのアンドロメダは2ポイントと相変わらずこの辺をウロウロしている。

いっそのこと開き直ってフルパワーで組んでCに調整すれば環境デッキに混ざれるのではないかとさえ思えるほどのポテンシャルは秘めている。

【日輪刀のハヅキ】を始めとした『秩序の盾』を多く採用しやすく、何より《赤黄》が基本的に相手ターンに干渉する対抗策が少ないせいで敗因になりやすい「突然の大ダメージコンボ」をメインに据えている以上、《赤黄》にはかなりの対抗能力があるのも事実。

今後も一定数は環境に存在し続けるのではないかと思われる。

 

《青尻ナミ》

ナミって書くと波って変換されるのどうにかしたい、もう尻波でいいか。

上にもあげたが、《海洋》メインで組めば【ガラテイア】4ポイント、【ヴォジャノーイ】【海底の楽園】が2ポイント付いているのですんなりCにまではいくが、Bまであげようとすると結構無茶が必要になってくる。

一応フルパワーに近い形でのCなので、個人的なカスタマイズ枠も少なく今までどおりの運用ができるという意味では前期からの使用者はそのまま使い続けるかもしれない。

むしろ他のデッキが軒並みポイント低下した影響で、B以上じゃないと嫌だってエージェントが無理矢理Bにして歪な構築になったデッキ相手には無双とは言わずとも高い勝率を出せるのではないか。

懸念点である《赤黄》相手にどこまで通用する構築ができるか次第で評価が変わりそうな状態だと思われる。

青のカードは地味に4~8ポイントのカード群が多く、列挙するだけでもめんどくさいくらいには多いので無理矢理DOPをあげること自体は難しくない。

意味不明な弱体化を受けた影響で【ブリザードドラゴン】が8ポイント、【邪竜アポピス】が4ポイントついてしまっている。

この2枚だけで36ポイントにできるので、《ゾンビ》とのハイブリッド種なんていう構築も面白いかもしれない。

まあその場合はどうやって尻波を手札に揃えるのかという問題が出てくるが、墓地回収なんて青の得意分野であるし意外と悪くないのかもしれない。

ちなみに【キャタピワラシ】が8ポイントなので上記2枚に加えるとこれだけで50ポイントまで到達する、たった3種のカードでB構築にかなり近くなる。

 

《鰤ハン》

前期と変わらずメインパーツは軒並み0ポイント。

というかワンシーズン跨いだにも関わらず0ポイント維持って時点で異常と言わざるを得ない、減った減ったと言われているが実際には一定数が残っている。

減ったと思って何の対策もしていない奴らをまとめて駆逐しているんではないだろうか、一部のデッキはハンデスされたら手も足も出ないし、甘えたSデッキなんか鼻で笑っちゃうくらい余裕で勝てるだろう。

上でも挙げた【キャタピワラシ】が8ポイントで、エラッタの影響で鰤で自滅せずに出せるようになっていることで安定してサリエルまで繋げる。

サイクロプスも地味に2ポイントついているので合計で30ポイントまでは問題なく稼げる、有用性を無視すれば青・緑ともに8ポイントのインセプは豊富なためC構築にするのは難しくないだろう。

今期も一定数は残るだろうと思われる。

 

《侍》

前期から急速に勢いを増したデッキ。

基本的な発想はかつての《侍》デッキに準拠しており、【三日天下】を使うパターンもあるが基本的には【大自然の仲間達】で全体BPをあげたり、エラッタの影響で特殊召喚範囲が広がった【地剣の土方】と安定力のあるブロッカー【闇法師弁慶】【磯風参式】で手札補充やトリガー破壊などの小技でアドを稼ぎつつ、高いBPのユニット群を並べて盤面を安定させていく。

そして【遮那王義経】や【インペリアルソード】からの【猛虎・信玄】で相手のユニットを除去しつつ殴っていくという非常に安定した立ち回りが特徴。

オーソドックスとも言えるその流れは使い手を選ぶことは無いが、その分使い手の力量と自由枠の選定が勝率に直結する玄人向け。

ただし今期はメインパーツのほとんどが0ポイントになってしまった。

前期のパーツをそのまま流用しようとするとポイント枠をほぼ使い切ってようやくC構築、メインパーツ群を削って8ポイント大量投入してやっとBといったところ。

今期の出番は少ないか?

 

《オークション》

前々期に突如現れ一部のエージェントが使いまくった影響で前期はポイント的に悲しい状態となってしまっていたが、今期は十分にポイント要因兼デッキ構築要因としてのカードが揃っているので、再びSで組むことが可能。

4ポイントではあるが【ギザンティス】【光速のカプリコーン】といったトリガー集め要因に加え、タイミングが遅いが【マンドレイク】が8ポイントと美味しい。

地味に高BPでトリガー回収可能な【幻夢のロキ】も4ポイント、最後の一点を取りにいける【ハーピー】は2ポイントと、有用なカードを選んでいくだけでもA達成は難しくない。

むしろキーカードである【銀の神殿】【オークション】が4ポイント、【大航海時代】と【豊麗神イシス】が2ポイントと、これだけで36ポイントまではいく。

ただし前々期にあまりにも鮮烈なデビューをしてしまったせいか、ジョーカーが赤羽猛の時点でほぼ【ギルティアッシュ】=《オークション》と予想されてしまいそれを前提にしたマリガンをされてしまうのが辛い。

白伏せ2枚以上が刺さった瞬間にトリガー割を出来なければ負け、出来れば勝ちとは言わずとも勝負はかなり長引く。

そしてそのトリガー割も【銀の神殿】を多用する関係上、インセプ系なら意外と簡単に相手の手札に来てしまう。

ポイント的には美味しい時期ではあるのだが、構造に対して理解が広まってしまった現状では運良く相手がトリガー割できなかったラッキー勝利以外での勝ち筋が薄いだろうと思われる。

ターンが伸びれば伸びるほどその性質が顕著になるため、トリガー割がしにくい序盤にどれだけ運良くコンボパーツを揃えられるか、手札に引き込むだけの運が要求される。

あとコンボが決まった時の待ち時間が珍獣より遥かに長いので、人によってはとんでもないヘイトを集めそう。

 

《紫》

まさかの大暴落、とうとう【魔天ルシファー】にポイントが付いてしまった。

《オークション》や《珍獣》でも使われる【ニャザード】【なすカウ】とデッキタイプに関係なく紫を使うならほぼ投入される【ナイトガーデン】【悪意のプレリュード】【封札の紫呪印】の5種以外の全てがポイント付き。

普通にデッキを組んだだけでも余裕でC、少しポイント要因をいれればあっさりとBにまで到達する。

じゃあ使うかと言われると、《戦士》デッキが環境にどれだけ居座るかによるだろう。

『秩序の盾』によってメインコンセプトの焼きを否定され、頼みのルシファーはエラッタによりBPに不安が残る、相手はパンプによって平気で迎え撃てるレベルにまで落ち込んでしまったのはやはり厳しいものがある。

ただでさえ《戦士》デッキのワンショット性能のために【デストラクションスピア】や【アムネシア】といった対策が多く投入される現状、巻き添えで【魔天ルシファー】も対処されてしまう。

とはいえ【魔弓のバルバドス】に8ポイント、【転生・ジークフリート】に4ポイントがついているので、従来のルシファー+バーン型よりもデッキ回転+妨害をしつつジークによるワンショットに近いタイプならばBに到達しつつそれなりに戦果を稼げるかもしれない。

少し無茶をすればA到達も決して不可能ではない、焼き重視なら【パープルバニー】や【秘剣の般若】が4ポイントついているので便利だろう。

ほぼ全てのカードにポイントがついているという点を利点と見るか、それほどに環境に合わなくなってしまった残念カード群と見るかはエージェント次第。

少なくとも今期では何かしらの形で一定数が出てくるとは思うが果たしてどうなることやら。

 

《珍獣》

【ゴールド・ダルマン】が0ポイント化、他のサーチャー群はいつも通り0ポイント維持、加えて優良トリガーのほとんどが0~2ポイントと悲しい状態のためC構築が限界だろうと思われる状態。

一応【救いの神風】【最後の一葉】がともに2ポイントついているし、他にもポイントがついているパーツ自体は多いのでC構築にするだけならあまり無理せずとも可能だろう。

【豊麗神イシス】にも2ポイントついているしデッキ大回転型なら特に苦労せずともCにまでは行くと思われる。

逆にそれ以上にしようとすると結構大変、B構築にするには8ポイント1セットか4ポイントを2セット以上投入する必要が出てきそう。

尻波でも述べた海洋パーツが【海底の楽園】【ヴォジャノーイ】がともに2ポイント、【ガラテイア】に4ポイントついているので合計24ポイント、こっちと合わせた《海洋珍獣》が久しぶりに登場するかもしれない。

最近は《珍獣》自体を見る機会が減ってきているが、ポイントの低下はどっちかっていうとメインパーツが他デッキで使われすぎているせいで巻き添えでポイント低下している感じが否めない。

今期というかしばらくお休みモードになってしまうだろうか。

 

《黄単》

デッキ自体は相変わらず独自の路線を行っているので割愛。

それよりも驚異のインセプ類のポイント、なんと0と2のカードが【両成敗】【エーオース】【雷光纏いし炎の竜】の3枚だけ、それ以外は全て4か8である。

【霹靂の調べ】【エレクトリックファング】が4ポイントはやべえと思うんですがね。

《選ばれ黄単》ならデッキコントロールは容易いので、ポイント調整はインセプ類で十分可能なので構築はしやすいだろう。

ユニット群では《珍獣》でも触れた【マンドレイク】や公式でもバナーや壁紙になるなど何故か優遇されている【ヴァイオレット】が8ポイント、使われると結構困る【ジンニーヤ】【神域のジャンヌ】【風精ウィンディ】【スティンガー】【ヘブンズリリー】などの状況によって使えるものが4ポイント。

圧縮サーチャーとして【はにわ】にも4ポイントついちゃってる、これやばくね。

紫の時と同様にポイント付いて美味しいと見るか環境にあわなくなったと見るかで評価がわかれそうだが、紫と決定的に違うのは0ポイントカード群がいっぱいあることだろう。

どう考えてもこれは「ポイント付いて美味しいです」のほう。

他のデッキが軒並みC維持するだけでも大変そうな中、ちょちょいとポイント枠をいじるだけで余裕のC構築、少し多めにいれればB構築も簡単だろう。

マンドレイク】【ヴァイオレット】だけで48ポイント、8ポイントのインセプ3枚入れたら72ポイントで余裕のB達成である、デッキ圧迫は9枚。

下手したらA構築でさえ狙えるという状態、今期はランクを上げたいエージェントにとって狙い目かもしれない。

 

 

 

こんなところだろうか。

他の《武神》とかは知らん、出てこねえし。

総評としては前期B~Sで組めたデッキ群がやっぱりって感じでC帯にまで落ちた影響で、影に隠れてしまっていた黄色と紫が押し出される形でポイント上昇。

ポイント的な話をするだけならその2色が美味しい状態だけど、環境的な点も加味すると実質黄色の一人勝ち状態。

目立った弱点もないが突出した即死コンボもない、しかし目的に対して特化すれば同じ黄色なのに全然違うデッキになる多様性も秘めた不思議な系統。

今期の注目の1つになるかもしれない。

 

というわけで今期は《赤黄》《黄単》を筆頭に《紫》《尻波》までは多く出てきそうですね。

《戦士》《鰤ハン》《オークション》は正直様子見でしょうかね。

 

私は《尻波》を使い続けますが。

 

ではこんなところで。

また会いましょう。