【COJ】【レビュー】エラッタきた!
どうも、エラッタ内容に尻波関係が全く無くて心底安堵した私です。
次のエラッタまでに使い潰すぞー!
実装は大会後の予定とのことなのでまだ先ですが、環境激変の予感ですね。
ではさっそくやっていきましょう。
【栄光の対価】
2コス以下を対象にした時に破壊する効果を追加。
現環境で対象になるのは【遮那王義経】【太陽神ラー】【裁きのマーヤ】【断罪のメフィスト】【ハーピー】【冥裁者ラダマンティス】【神託の天草】【闇神・ツクヨミ】【開闢王伏犠】の10種。
そしてほぼ全てが使われているヤツらである、4ポイント付いているのはメフィスト・天草・伏犠の3種のみだ、伏犠に4ポイントはヤバイ気がするがちょっと置いとこう。
恐らくは【太陽神ラー】に対して使っても再度出されてむしろ不利になってしまう現象を止めるためのエラッタであろう。
【冥裁者ラダマンティス】などは結局手札に戻ってしまうが、他の使っても意味が薄かった連中に対して明確な抑止力になった。
使うタイミングが選べるので【人の業】や使い所を見極める必要のある【夢破れし者】なんかよりよほど使いやすい。
現行で出て来る進化ユニットの殆どが5コス以下であることも踏まえ、採用率はあがるだろう。
まあ6コス以上の進化ユニットって7種しかいないんだけどね、しかも全部環境に入りにくい微妙な連中。
【夜魔女王リリス】
BP5・6・7、火力が5000から3000にダウン。
いきなりやってくれました。
露骨なくらいに火力ダウンしたせいで確殺ラインが目に見えて減少、先攻初手サーチャーレベル1以外は破壊できなくなりました。
これにより既存の《リリパチ》系は全て勢いが落ちることとなり、公式の言う「低速化」が実現することになるかもしれません。
ただ《リリパチ》はそもそもメインとしての動きに対応できるくらい強かったとはいえ、その強さは「エンジン」としての側面があるからこそ。
逆に「エンジン」としての能力は何も変化していないため、これで居なくなるかと言われればそんなことは無いと思われる。
単体としては8000までなら相打ちを取れることもあるし、元々が強すぎただけでこれくらいが妥当であるとも考えられる。
とは言え、この状態では【哀音ヘイムダル】に単独で負け、BPが下がったこともあってレベル2でやっと相打ちという悲しい状態。
今までのように単独首位独走というわけにはいかなくなったのが誰の目にも明らかだ。
後述の雷光・氷巨人もエラッタされたことで《戦士》デッキが上位に来ることを止められる構築が出来るか、今後の動向に注目のエラッタだ。
【氷纏いし大地の巨人】
CPが2に。
やってくれた第2弾。
目に見えてどころではない弱体化、これで使うエージェントはまずいないだろう。
効果的に他に弄れる部分が無いせいでこうするしか無かったのだろうが、雷光も同じエラッタをされたこともあって今後出るであろう他の混色インセプも同じCPになるのだろう。
このシリーズ自体が産廃になりかねない。
《鰤ハン》自体が二期連続してメインパーツ全て0ポイントという事態を重く見た結果なのだろうが、運営はそんなに《鰤ハン》が嫌いなのかと疑いたくなる。
今後の環境を明確に変化させる要因だろう。
【舞踏のエイラ】
進化ユニットから通常ユニットへ、『選告①』の効果が4000から5000にアップ。
ほとんどのエージェントが公開時に思ったであろう「進化かよ!」というツッコミに押されてとうとう通常ユニット化。
詰めとしての性能が上がった上、創世忘却コンボへトリガー割り以外の選択肢として使えるようになった。
が、結局のところ相手が効果を選ぶ関係上、通常の展開では使い難く、使える状況ではわざわざこいつを使う必要があるのかというほど有利な状況でないと使用するシーンが思い浮かばないという状態。
一応種族として戦士なので、今後の《戦士》デッキの派生次第では化ける可能性はあるエラッタではあるのだが、研究待ちだろう。
【人参畑のミミ】
BP5・6・7から4・5・6へ、『選告』が①ユニットランダム一体に『加護』『破壊効果耐性』②トリガーカード2枚ドロー、に変化。
正直何故エラッタされたのか意味不明なカード。
『戦略』なら異常なくらい強かったが『選告』であることが全て台無しにしている。
特に何か思い浮かぶ訳でもない、トリガー2枚ドローさせてまで付与効果を付けさせたくないデッキなんてあったかな?
【デスワーム】
BP5・6・7から3・4・5へ、『スピードムーブ』追加、効果発動の条件がゲージ3以上から1以上に減少。
完全なスピム要因に変化した。
ゲージがあろうがなかろうがとりあえず2コススピム要因としての道があるので、最低限の需要はある。
ただぶっちゃけた話強くなりすぎた感がある、壊れまであり得る。
後攻が『加護』無し単体で構えた瞬間に先攻2手目で出てきて2点持っていく、その後も除去し損ねればこいつが原因でライフがガリガリ削られて行くのが簡単に想像できる。
幸いにもBPが下がったことで、弱体化した【夜魔女王リリス】でもサラッと除去できるのでまだマシだが、デッキによってはこいつのせいで負けるまであり得る。
【転生・ジークフリード】との相性も良いので、ジークワームワームで5点持って行くなんてムーブもあり得る。
もしかしてそこまで意識していない適当エラッタの一つなのかもしれないが、紫が方向転換する起爆剤になり得る一品だろう。
今後の研究に要注意だ。
【ランブルアリゲーター】
CPが3から2へ、ターン終了時の自滅ゲージ値が3から2へ。
最初からこれで出せと言わざるを得ない。
後攻初手に【ムーンリターナーかぐや】か【彼岸のメイカ】から軽減で出していける形に。
毎ターンゲージを溜める必要こそあるが、圧倒的なBPとウザったい3種の付与効果はデメリット付きユニットとしてとても「らしい」能力になった。
後攻初手に鰤と一緒に出せるようになったことも考えると、紫緑の新たな《鰤ハン》が生まれてくるかもしれない。
もう一度言うが、最初からこれで出せ。
【海賊王女シャーロッテ】
『戦略』②の効果が相手10%減少・自分40%上昇に変化。
どうやら運営的にこのカードは「相手のゲージを減らす」カードではなく「自分のゲージを増やす」カードだったらしい。
しかもみんながイベントで30%上昇がどれだけ大きいか理解できた今、この発表である。
謀ったな?
少し余談でJKゲージの話。
具体的な数字は忘れたけど、ライフダメの時のゲージ上昇は12.5%、ターン終了時は5秒刻みで減少していって40秒くらいまでがライフダメより多く上昇し、そっから先は同じか低くなる。
そんでJKはレベルMAXで小が50%を少し下回るくらいで、大が75%くらい、中はその中間の60〜63%くらいで、特大が小〜中・中〜大と同じくらい差がある85〜88%くらい使用する。
さて、それを踏まえてシャーロッテを再び見ると、②を使った瞬間にほぼ間違いなく小〜中JKが使えるようになり、かなり高い確率で大JKが使えるだろうということになる。
っていうかCP7の時点でシャーロッテ明天っていう流れが既に見える、青紫ハンデスがマジで現実的。
ハンデス仕切った後にゲージ溜めて【竜魔人ドラゴニュート】か【混沌神カオス】で更地にして勝利……あれ、これ青いらねぇや。
まあ新デッキはともかくとして、JKが消費ゲージに関係なくいつでも使われる可能性がある、と考えると今後の紫に対して色々と考えざるを得ない。
新機軸が上手く軌道にのるのか期待したい。
【雷光纏いし炎の竜】
CP1から2へ。
やってくれた第3弾。
恐らくこのシリーズは「2色」「CP2」で固定だろう。
巨人に比べれば全然マシ、というか以前が強すぎた。
1コスでジャンプーレイニーかましてる時点で頭がおかしい、っていうか今でもまだ強いと思うよこれ。
行動権消費+1000火力でも良かったんじゃないかな。
3枚投入するカードでは無くなっただけで、全然強いので依然警戒が必要。
【オークション】
発動の条件に紫ゲージ3が追加。
最初からこれで出せ、この一言に尽きる。
《オークションS》は今までのトリガー集めとは別にゲージ溜めが必要になったため、明確にスピードダウン。
それでも運が良ければ3ターンキルも狙える辺り、死んだとは言い難い。
最近はイシス珍獣でCP増加を駆使しながら使い回すタイプもあるが、今後はそのタイプと融合した形が一般的になるのだろうか。
理解が深まった現在、エラッタによる逆風で失速が不可避となってしまうが、新たな発想から別の形で再度立ち上がることを期待したい。
とりあえず最初からこれで出せともう一度言っておく。
こんなところで。
もう飽きたのでこれで。
また会いましょう。