ヘンナー・デッキスキーの変なCOJ講座

COJに関するあれこれを独自の勘違いと独自の見当違いで語っていくブログ。

デッキ対策講座・緑アグロ編

どうも、友人に緑アグロの対策わからんと言われて魔法石と青鬼3積みして人身御供入れといて最初の2ターン連続人身御供すればサレンダーしてくれると答えた男です。

というわけで今回は緑アグロデッキ対策ですが、良い機会なのでシリーズ化してデッキ毎の対策をやってしまえ的な投稿です。
続くかどうか不明ですが、単発の可能性も決して低くは無い。
私のやる気と時間が取れるかどうかにかかっている。

というわけで早速。

緑アグロの動き
敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
まずは緑アグロデッキの基本的な構成と動き方から。

まずこの時点で言っておくことが私は緑アグロを使ったことが無いからね。
あくまでも相手として出てきた時の視点ということで語っていきますんでそこんとこオナシャス。

対戦相手の仮装構築デッキはこんな感じ。

f:id:hennadecksuki:20160331213044p:image

もう一度言うけど私は緑アグロを使ったことが無いので対面でよく見るとか公開されたデッキはこんなんだったとかです。

基本的に多いのが先攻後攻共にアサルトアイテール。
流れ的には……

1ターン目・アサルトアイテール緑伏せ
2ターン目・ライオンちゃん白伏せ
3ターン目・珍獣進化ランスまたはフッキ、またはキュベレー

引きが悪いとこの時点で大体勝敗が決まってる。
こっちに与えられた選択肢は初手4枚と開始時ドロー3回分で合計10枚、CPは合計3・3・4の10だけ。
先攻だったら2・3・4で9だね。

書き出して見るとすげぇな緑アグロ、ぶっ壊れデッキに思えてくる。

次は盤面ではなく手札に目を向けてみましょう。

・先攻の場合
1ターン目・4枚スタート、軽減アサルト出しで残り2、緑伏せで残り1
2ターン目・3枚スタート、ライオンちゃん出しで2、白伏せ(デストラ)で1
3ターン目・3枚スタート、珍獣出しでプラマイ0、進化出しで2枚。キュベレーでも残り2枚。

白伏せが無ければ3枚だけど1・2ターン目の緑伏せは必須、じゃないと相手の初手ユニットを突破できない確率が高いので。

・後攻の場合
1ターン目・6枚スタート、アサルト出しで5枚、緑伏せで4枚。
2ターン目・6枚スタート、ライオンちゃん出しで5枚、白伏せで4枚。
3ターン目・6枚スタート、珍獣進化かキュベレーで5枚、何か伏せれば4枚。

後攻の場合は初手の軽減が不要で2枚ドローがあることから手札に余裕があるように見える。
殴り始めるのがワンテンポ遅くなる点さえ問題無ければ先攻の時以上に有利に戦える可能性が高い。
ちなみに3ターン目ガイアでアイテールが生き残るBPになるのはかなり難しいため、そこが分岐点になる場合もある。

その後は勝手に高BPに成長したアイテールが貫通とパンプを持って殴ってくる、フッキとランスも隙を見せた瞬間飛んでくる。
貫通!パンプ!貫通!パンプ!強制防御貫通パンプ!相手は死ぬ、を何の迷いも無くやってくる。

……というか多分これ以外をやるつもりが無いし、出来ないのが緑アグロというデッキ。

まあ独断と偏見入りまくってますが大体合ってるはず。

まとめ。

・序盤に強い
・3〜5ターン目くらいで終わる
・やることが決まってるので迷わない

デッキの弱点
緑アグロは決着の速さと進化による奇襲からスピムデッキのようなイメージを持ってる人が多いかもしれないけど、実はこのデッキで進化以外の奇襲はほっとんど無い。
運良くOCユニットが手札で作れた時くらいだけど、アサルトアイテールはほぼ初手で出すので絶対OCしないし進化ユニットは元々擬似スピム持ちなので重ねても奇襲性という意味では効果が高まるわけでは無い。
進化の土台にしたい都合で珍獣2種も適度に出して行くのでOCする確率は高くないし、ライオンちゃんやキュベレーも出来れば早めに出したいのでOCする可能性は案外低い。
つまり流れ的に使わなかった(使えなかった)カードか、サンビスタ枠の適当なカードくらいしかOCすることは無いのでほぼほぼOCユニットが飛んでくることは無い。

つまり更地状態からの点取り能力が進化ユニットのみ、これは通常のミッドレンジタイプと同じ弱み。
更に進化ユニットはこのデッキの場合で2種6枚のため、更地から点を取ろうとすると6点までしか取れない。
凶悪ムーブのランスレベル2強制防御でも結局ランスを2枚重ねているので進化1枚が1点という図は変わっていない。
要するに1〜2点は他のユニットで取っておかないとライフを奪い切ることが出来ないわけですな、まあそもそも常に更地に出来るなら緑アグロに限らず苦労はしない訳だけど……

次がやはりハンド問題。
後攻なら大分マシだけど基本的にハンドがギリギリ、運に頼ってる部分も少なくは無い。
まあ低コストが多いからそれでも何かしらは出せるしインセプしか手札に来ない!とかで無い限り滅多に手札事故は起こしませんが。
少ないリソースを最大限活用して活路を見出せるのが強みとは言え、ハンデスやトリロスなどでそのリソースさえ奪われてしまうと完全に運ゲーと化してしまう。
更地+ハンデスなどされた日にはライフがどれだけ有利だろうと巻き返しが不可能になることだって普通にあり得る。
構築的に減った手札を回復させる手段が無いのは結構な問題、だから手札が問題になる前に決着させようとするのを回答としているわけだが。
殺られる前に殺ればいいの精神だ、潔い。

そして緑アグロは戦闘が長引くと負けると言わせる要因、個人的にはこれが1番の弱点だと思ってる。
このデッキ、最初でも最後でもやることがほぼ一緒なんだよね。
他のデッキみたいにCPがあれば出来ることが増える、みたいなことが無い。
精々がライオンちゃん出しからランス進化させるくらいでそれでも5CPあれば出来る。
相手ユニットが並んでるならそれも怖いけど、更地からそれだけやられても何にも痛く無い、もちろん詰めに入ってるとかだったら別だけど。

CPに任せて大量展開してもCIPで相手に干渉できる手段が無いので、動き出せるのは結局次のターン。
ガイアがポンポン出てくる今の環境ではただ並べることに意味が無いことくらい誰でもわかることだろう。
つまり最初から中盤戦なみの展開が出来るが故に、後半になっても中盤戦程度の行動しか起こせない。
だから後半になって出来ることの増える他のデッキと違って、長引けば長引くほど不利になっていく……んだと思う。

ちょっと自信無い部分もあるけどこんなところ、大きく間違ってはいないハズ。

まとめてみる。

・動き自体はミッドレンジに近い
・ハンドが常時少ない
・ほぼずっと同じ行動(後半に弱い)

具体的な対策
基本的に序盤に強く後半に弱いという仕組みのため、序盤を如何にして凌ぐかが対策の焦点になる。

主なパターンと具体的なカード
・除去
人身御供、チェイン、ブロウ、フレイル、アーマーブレイク、プレス、エクスプロージョン、メリィ、ラミエル、生徒会長マコ、挑発イシュタルその他。

赤が多いが同時にCPだったり条件だったりが厳しく、他のデッキ相手で腐ることも多いので人身御供がわかりやすく安定するか。
様々なデッキで導入できるし。

・パンプ
趙雲、闇取引、テイスティング、歴戦、緑系。

趙雲とテイスティングが現状だと使いやすいか。
置いておくユニットは高BPのものが望ましいが、他のデッキと対戦した時にファントムなどが出てくることを考えると8000オーバーは逆に不安。
加護持ちのエンビルや消滅耐性持ちのスルトなどの、アサルトエンジェルがパンプを使わないと超えられないユニットを立てられるのがベストか。

・不滅
信玄、メタルウィンナー、清めの衣、魔導壁。

まあ、見ないよね。
清めの衣で不滅を付けたユニットがアポロンに寝取られたらと思うとゾッとする。

・その他ユニット能力
フィフティニー、エルフィード、弁慶。

パンプを使わせない系。
まあ見ないよね。
侍デッキだったら弁慶が初手に来てて緑アグロだと気付いたからそっちに切り替える程度で出ることはあるだろうけど。

・トリロス
スルト、トリシューラ、セレクトショップ、紅蓮の命。

そもそもハンドがキツイので、1度割られると手札にパンプが無いとかありえる話。
ただし相手のプレイングと運に左右されるので最善手とは言い難い。
併せてパンプまで仕込みたいところ。

迷子、兵糧攻め、フープエンジェル。

少ない手札をさらに減らして運ゲーに持ち込もうという長期的な対策。
サイクロフープにパンプを構えておけば止まる確率は決して低くはない。
後は相手が毎回最善手を引き込めるデスティニードロー能力を持っているかどうかにかかってくる。



……っていうのを3日くらい暇を見つけてはちょこちょこ書いては消し、書いては消しを繰り返していたんだけど。

正直に言います、飽きました。

だってこのデッキ考えてみたら「APを増やすデッキ」なんですもん。
私が求めてるのは「強くて勝てるデッキ」であって相性悪い相手が出てきたらサレンダーで余裕ですみたいなことしたくないです。
APレースとか勝手にやっといてください、私は不参加です。

そりゃ可能性の開発のためにネタデッキで燃やしたりすることはあるけど、それだってAPのためじゃないしね。

ということで終了、顔面長押し安定です。
対策?魔法石3積みして人身御供しとけばいんでないの。
一応今使ってる魔手ガイアレキデッキ投げておきます、緑アグロを見て作ってるからわかる人が見ればわかると思う。

f:id:hennadecksuki:20160403234451p:image

では今日はこの辺で。
また会いましょう。