ヘンナー・デッキスキーの変なCOJ講座

COJに関するあれこれを独自の勘違いと独自の見当違いで語っていくブログ。

つっっっかれた〜

どうも、降格の危機からやっと勝率5割に戻した男です。
遊びすぎた。

最終的にデッキはこんなんになりました。

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何の変哲も無い赤青ガイアレキです。

COJの話をする前に余談を1つ。

先日ある本を読んだ時に面白い内容がありました。
サッカーのネイマール選手、スポーツに興味が無い私でも名前を知っているくらい有名な選手ですね。
彼の脳波を測定した際のデータが非常に面白かったそうです。
通常のプロ選手がサッカーをしているイメージを浮かべながら脳波を測定すると、ザックリとですが約30%〜40%程度の思考領域を使用しているそうです。
ちなみに私は脳科学の知識がカイムさんなのでこの名称が正しいのかどうかもわかりませんが、要するに「意識して行動している」という状態だと思ってください。

ところがネイマール選手に同様の測定をすると、彼は何と10%以下しか使用していないことが判明したそうです。
つまりサッカーの基本的な動作に関しては「無意識レベルで行動している」ということになるわけです。
勘違いしてはいけませんが、これは彼が何にも考えずに行動しているという意味ではありません。
思考領域に余裕がある状態ということです。
余裕があれば自分の行動だけでなく、周りに目を向けつつそれに対する行動に思考を割くことができるのです。
つまり全体が見えている状態ということですね。

このレベルに到達するためには、それこそ無意識レベルで動作が出来るくらいやり込む、つまりひたすら練習することで頭ではなく体が覚えるくらいまで繰り返すことが必要になるのでしょう。

人の思考領域には個人によって大小こそあれど必ず限界があり、そのうちの何%をどんな行動に対して使用するかは自分でも無意識のうちに決定しています。
必ず100%使うとも限りませんが、100%を超えて使うことはできません。
つまりネイマール選手は通常30〜40%を使用している他のサッカー選手に比べて20〜30%ほどの容量を別の事に割くことができるため、あれほどにサッカーが上手い理由の1つとなっているのでしょう。
もちろんそれが全てでは無いのでしょうが。

何が言いたいかと言うと、人間は思考領域に余裕があればあるほど、見える範囲は広がっていくということです。

なぜそんな話を?
今回はガイアレキを使って勝率5割まで持ち直しました、しかも勝率重視のC構築でDOPの中途半端さからもわかるように特にオリボは気にせず構築してます。
そして私はガイアエラッタ以降というか青アレキ解放以降あたりから結構な回数握ってたりするお気に入りの系統だったりするんですよ。

つまり使い慣れてる。

言うてもQランク以上の方々に比べたら全然足りないんだろうけど、コロコロデッキ変えて遊ぶタイプの私にしては長く使ってるほう、というか私のCOJ歴で見ても恐らく1番多く握ってると思われるデッキですね。

何が言いたいか、要するに「何が出来て何が出来ないか」を大体分かってるんですよ。
これ文字にすると当たり前だろみたいに思われるような話ですが、細かい挙動やシーン毎の正解だと思われる行動を予め理解してるかしてないかってのがネイマール選手の話に繋がるんですよ。

要はそのターンにどのカードが必要かって大体分かってるから、前のターンにそれが手札に来るように回してたり最悪不利になると分かっててもオーバーライドで手札を回したりっていう行動に迷いが無くなります。
もちろん強いカードを軽減に、例えば手札でレベル3に出来てるブブでさえ軽減に挿すことを戸惑わなくなりますな。
逆にオーバーライド出来るけどそれをする必要も無い場合に、あえて何もしないという選択肢を自然に行動に移せます。

そんな感じで自分のデッキに対する理解が十分で思考領域に余裕があると色々なことに気がつきます。
今日のマッチングだけで見ても業ケアが何度決め手になったことか。
逆に次のターンに毘沙門やガイアやアリアンが来ると確信に近いものを感じて業や対価を持ってくるプレイングが何度あったことか。
CPに余裕があるのに追加のユニットを出さずにいた試合がどれだけ有利に進められたことか。

使い慣れている、ということはそれだけで勝率に影響する重要な要素である、ということがよくわかる最近のマッチングでした。

まあそっちに頭を使いすぎた結果、疲れた、超疲れた。
そりゃ昨日まで見てなかったものを見てプレイしてるわけですからね、頭の使ってなかった部分がフル稼働するわけで、疲れました。



というわけで以下は基本動作。

基本の「き」
先攻も後攻も初手に魔法石を基準にしましょう。
大丈夫、このデッキタコマコバンシー青鬼と2コス以下が4種12枚もあるから!
魔法石とセットでどれかはほぼ確実に手札にあるから!
ベストで最高に理想的なのは先行ならタコバンシーアレキ魔法石、後攻ならタコマコマーヤ魔法石。

先行がバンシーなのは相手が珍獣だった場合にマーヤを引ける可能性があるから、引けなくても2ターン目にタコ魔法石マーヤ出来るのでいい感じ。
初手バンシーを御供されたら返しにタコマーヤで殴りつつサーチャーを生き残らせないように。
珍獣以外で消滅耐性や加護持ちだったらアレキを重ねて人身御供持ってきて消滅させる、特に緑アグロだったらマーヤがスピム以外の意味が薄くなり易いので最悪魔法石のコストに使ってでも人身御供を引っ張るほうがいい。
ちなみに初手がバンシーではなくマコだった場合、青鬼を引いていると次のターンに確定で人身御供回収するのでさらに遅延できる。
この時に相手が一体だからって人身御供を戸惑ったり使わなかったりすると大概何かされて失点して、それが理由で負けることが多いので一体だろうが迷わず使いましょう。

序盤はとにかく人身御供連打。

後攻も基本は一緒、魔法石で人身御供探して遅延。
バンシーではなくマコ重視なのはマコから青鬼を引ければ2ターン連続で御供が使えるから、珍獣だった場合にタコマーヤできるようにタコマーヤもしくはタコだけでも追加でいるとベストかな。
最悪タコ魔法石で手を止めることもあるっちゃある。

とりあえず何が何でもガイアが出せるあたりまで耐える、そして必要な打点をとったら逃げる、ラウンドリミットまで逃げ切る。
無理をしてまで必要以上の打点を取ることはしなくてもいいけど、無理をすれば勝てるラインのライフ差を死ぬ気で維持するべき、具体的には8ターン目終了時点で4点以上の差が付いていたら巻き返しはほぼ無理。
相手が2ターンともユニットを出せないとかよほど都合のいい状況でない限りは無理です、この辺は他のデッキみたいな爆発力が無いので諦める部分。
逆に3点以内の差なら諦めるには早すぎる、2ターンで3点差は相当無理矢理やればなんとかなるかもしれないレベル、諦めてもいいけど私だったらやれることやってダメだこりゃ〜ってなってから諦める。

そのために準備を前半部分できっちりしておく、というのが大事なデッキなので適当にはいはい御供御供ってやらないように。
場合によっては、具体的にはアグロ緑とかにはサーチャーに歴戦構えてたほうが良いことだってある、この辺は相手次第。



珍獣相手は進化=1点だと思って合計8枚の進化全てで打点を取るイメージを持って動けば勝てることもある、基本は不利なんで諦めなくていいとかそんなレベルのマッチング。

あとはトリシューラが出てくるとどんな内容だろうと相当しんどいマッチング。
正直武神系の効果発動タイミングがターン終了時にエラッタされないかなと願いたくなるくらいしんどい。

イザナギは前半なら出させて大リーナで落とす。
中盤はケルビムで加護つけられると困るので対価で返す、同じターン内に出し直して来たら加護がつけられないので大リーナで落とす。
後半に出たらガイアマーヤで無理矢理落とす、ガイアが生き残ったならガイアブブで落とす。
こいつが生き残っていいことは何も無いです。

なんか他にも色々ある気がするけど、書き始めてから日が経ってしまったのでなげます。

また会いましょう。